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佐藤 修彰*; 佐藤 宗一
東北大学多元物質科学研究所素材工学研究彙報, 63(1-2), p.69 - 76, 2007/12
使用済燃料から核燃料物質を回収するために、硫化法を用いた方法について試験を行った。本法を用いることにより、(1)低温での硫化反応(2)核分裂生成物のみの硫化(3)核燃料物質は酸化物として回収できることが上げられる。ウラン酸化物と希土類酸化物について二硫化炭素を用いた硫化試験を行いXRD及び熱力学的な観点から評価した。またPuOの代替物質としてCeOを用いた試験を行った。これらの結果、(1)ボロキシデーションにおいて、UOが生成し、希土類を固溶した部分はUOであること。(2)希土類は選択的に硫化されること。(3)CeOはUOと似た挙動をとること。(4)硫化された希土類は選択的に溶解されること。(5)Cs, Sr,白金族についても熱力学的な観点から考察した。(6)これらの結果から選択硫化法を用いた核燃料物質の酸化物回収方法について提案した。